調剤報酬請求事務専門士検定試験

調剤報酬請求事務専門士検定試験

『試験概要』
医薬分業制により保険医療機関では診療を、保険薬局では調剤を行うよう指導されている中で調剤報酬請求事務(調剤レセプト作成)の専門職として「即戦力となる人材育成」「雇用に結びつく資格」を目的として、2002年より実施されている。

『受験資格』
不問

『試験分類』
調剤

『試験科目』
1級
学科試験内容
・薬剤の基礎知識
(薬物の使用目的、用法、用量、薬理作用、副作用、 禁忌、相互作用等の薬物知識)
・医薬品関連法規
(調剤薬局における用語、理論、役割等)
・医療保険制度、調剤関連法規
(医療保険の種類、医薬分業の流れ)・
調剤報酬請求
(点数算定の正しい知識と解釈)
実技試験内容
・処方せん3枚の設問箇所点数をもとめる(マ-クシ-ト)
・処方せん1枚調剤報酬明細書作成(手書き)

2級
学科試験内容
薬剤の基礎知識
(薬物の使用目的、用法、用量、薬理作用)
・医療保険制度、調剤関連法規
(医療保険の種類、医薬分業の流れ)
・調剤報酬請求
(点数算定の正しい知識と解釈)
実技試験内容
レセプト明細書作成 処方せん3枚(マ-クシ-ト)
(設問箇所の点数をもとめる)

3級
学科試験内容
・薬剤の基礎知識
(薬物の使用目的、用法、用量、薬理作用)
・医療保険制度、調剤関連法規
(医療保険の種類、医薬分業の流れ)
・調剤報酬請求
(点数算定の正しい知識と解釈)
実技試験内容
・レセプト明細書作成 処方せん3枚
(設問箇所の点数をもとめる)

『試験日程』
7月、12月の第1土曜日
(年2回)
3級は在宅試験のみ、2級は在宅受験も可

『受験料』
会場受験 1級:5,800円、2級:4,800円
在宅受験(FAX) 2級:7,800円、3級:6,800円

『試験会場』
北海道地区/東北地区/北陸・上越地区/関東地区/中部地区/阪神地区/中国地区/九州地区の全国9地域

『合格発表』
検定試験終了後、約1ヶ月後より、郵送に連絡。調剤報酬請求事務専門士検定試験合格者には、「調剤報酬請求事務専門士」認定証が同封される。

『合格率』
1級→15%~20%
2級→35%~45%

『主催団体』
調剤報酬請求事務専門士検定協会(株式会社日本医療総合支援評議会)

『問い合わせ先』
〒171-0014 東京都豊島区池袋2-24-6林ビル2F
TEL:03-3981-0983 FAX:03-5928-5530
HP:http://www.chouzai.info/

調剤報酬請求事務専門士検定試験は、調剤薬局において、薬剤の基本的な知識を活かし薬剤師のバックアップをする専門家である調剤報酬請求事務専門士を認定する試験です。
医薬分業化が進み、政府の方針もあることから、昨今では病院の中で薬を渡すことが少なくなってきています。

以前まで病院内で薬を渡していた小さな個人病院なども。新たに調剤薬局を設立し、その調剤薬局で薬を受け取らせる方向に変わってきつつあります。

そういった背景もあり、今調剤薬局が増加する傾向にあります。

一般の、病院内で働く医療事務は、医学の一般的な知識はある程度備えていますが、薬剤の知識も併せ持っている医療事務は、あまり多くありません。

そこで、今必要とされている人材である調剤事務を、専門職とし「調剤報酬請求事務専門士」とすることで、薬剤の知識と医学の知識を兼ね備えた医療事務のスペシャリストを養成する目的があります。

最近では、薬剤師自身がこの
調剤報酬請求事務専門士検定試験を受験することも増えています。

小さな個人病院が母体である調剤薬局ですと、やはりどうしても事務員分の人件費をカットしたい、と思う気持ちもあり、薬剤師がこの資格を取得しようとする傾向があるのです。
調剤報酬請求事務専門士検定試験には、1級、2級、3級の3つの階級が設けられています。

また、資格取得者にも2年に1度の資格の更新制度が導入されています。

この試験の合格率を見ると、調剤報酬請求事務専門士検定試験が非常に難しい試験であることがわかります。
この検定試験に合格するには、まず第一に薬剤に対する深い理解と豊富な知識が絶対に必要となってきます。

薬剤は、飲み合わせや副作用そして飲みすぎなどで最悪の場合人を死に至らしめることもある、大変取扱いに慎重にならなければならないものです。

調合は、薬剤師が行いますが、薬剤師も人間ですのでミスが全くないとはいえません。

調合のミスがないかを、患者さんに渡す前に確認するのも調剤報酬請求事務専門士の仕事です。

ですので、レセプト作成や処方せんの作成は大前提でできるものとして考え、薬剤を深く知っていくことが合格へのポイントとなってきます。
調剤報酬請求事務専門士は認知度はそれほど高くはありませんが、現在の日本の調剤薬局の状況と、その試験合格の難易度の高さから、信頼度の高い資格として扱われています。

非常に難関な試験ではありますがスキルアップを目指す人は受験してみてもいいと思います。

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