医事管理士

医事管理士

医事管理士(ヘルス・インフォメーションクラーク)

『試験概要』
病院などで診療各科・補助各科の情報処理を行う医事部門職員の専門知識や技能を認定する。

『受験資格』
財団法人日本病院管理教育協会、大学・短期大学 医療教育協会が指定した全国各地の大学・短期大学・専門学校で「医療管理学概論」「医療秘書実務」「医事業務に関する医学一般」「医事業務に関する薬の知識」「医療保険診療報酬制度」「医療保険請求事務実技」などの指定科目を履修した者

『試験分類』
医科

『試験科目』
試験詳細は全国統一試験の都度発表

『試験日程』
1月、10月
(年2回)

『受験料』
5,000円

『申請・認定料』
10,000円

『試験会場』
財団法人日本病院管理教育協会、大学・短期大学 医療教育協会が指定した全国各地の大学・短期大学・専門学校

『合格発表』
試験終了後およそ2週間後

『主催団体』
財団法人日本病院管理教育協会/大学・短期大学医療教育協会

『問い合わせ先』
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-8-8
TEL:03-3667-5565/FAX:03-3667-5668
HP:http://www.jh-mgt.org/

医事管理士とは、診療各科や補助各科の情報処理をする、医事課職員の資格です。
医事管理士の仕事内容を少しご紹介すると、医事管理士は、主に診療行為の点数化、受付会計業務の担当、そしてカルテの管理を行うことになります。

医事管理士は、病院などの各医療機関で診療各科の情報を処理し、それを料金化する医事部門の専門家といえます。

またの名を「ヘルス・インフォメーションクラーク」といいますが、この名前はあまり浸透しておらず、「医事管理士」と呼ばれることのほうが多いです。
この資格も、医療事務士と同じく、日本病院管理教育協会と大学・短期大学医療教育協会の2つの組織が認定を行っています。

日本病院管理教育協会と大学・短期大学医療教育協会が共同で認定を行っている資格は全部で6つあり、その中の1つに医事管理士は含まれています。
受験資格の項目で挙げた履修指定科目は6つですが、それ以外にも指定科目はあります。

それらを全て履修していないと、この資格試験自体を受験することができません。
また、医療事務士の資格では、医療管理秘書士の受験を受けられる対象の中に実務経験者も含まれていましたが、医事管理士は、実務経験者であっても受験することができません。
医事管理士の資格試験は全国統一試験として開催されます。

ですので、勉強方法としては医療管理秘書士の資格試験と同じ方法で行うのが良いかと思われます。

具体的な例を挙げると、以前の試験で出題された、いわゆる「過去問」や、学校側がリサーチした傾向と対策に基づき問題を出題する模擬試験的なもので、反復して問題を解く練習をすることになると思います。
試験の実施は年に2回と、チャンスが決して多いとはいえない試験です。

学校に通って必要な科目は履修したから大丈夫、と思っていては、勉強不足で受験に失敗してしまう可能性もあるので気をつけてください。
合格ラインの条件は公表されていませんが、合格率は公表されています。

医事管理士の資格試験の合格率は85%と、非常に高いパーセンテージを示しています。

その一因としては、受験者が全員、しかるべき大学や短期大学、そして専門学校で集中的に勉強したことが挙げられると思います。
資格試験に合格しうるだけの知識と、医事管理士という資格に対する理解を持っているということが、高い合格率をはじき出す結果となっているのでしょう。
見事、医事管理士の資格試験に合格し、さらに教育機関の卒業の許可を得た人には「医事管理士」の資格を申請する権利が与えられることになります。
資格試験に合格しただけでは称号は得られません。

試験に合格したら資格の申請をし、そして認定を受ける必要があります。そのためには、まず学校を卒業しないといけません。
全ての条件が揃って初めて、「医事管理士」の資格を取得することができるのです。
「医事部門の専門家」を名のることができる医事管理士の資格ですので、もちろん就職の際にはかなりのアピールポイントになります。

医事管理士の資格を取得すれば、医事管理士として就職ができたとして、医療機関で必要な、医事業務に関する医学や薬の知識や診療報酬請求などの知識を得ることができます。

そしてその知識や経験が、医事管理士の資格を取ることで、とりのがしてしまった医療管理秘書士の資格取得への道と繋がるのです。
医事管理士としての経験を積み、様々な資格を、経験に裏づけされた知識によって効果的にに取得する。

そういった動機であっても、医事管理士の資格を取る、という選択は間違っているものではありません。

むしろ、学生のころから、自分が目指し、勉学に励んでいる職業でスキルアップを目指すというのは、非常にいい志だと思います。