医療秘書技能認定試験

医療秘書技能認定試験

『資格概要』
医療界で望まれる幅広い一般知識・技能および医療機関のスタッフとして活躍するために必要な医療保険制度や医学知識のほか、医療秘書として、医事課や医局、教授等の秘書業務までの多岐にわたる業務を果たし得るに必要な知識と技能を評価することを目的として実施されています。

『受験資格』
2級メディカルクラーク(医科)の取得者で、教育機関等が行う教育訓練のうち、医療秘書技能認定委員会が医療秘書技能認定規定により認める「医療秘書技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合する医療秘書教育課程を履修した者

『試験分類』
医科

『試験科目』
学科試験内容
・受付、案内業務
・医療コスト計算
・医学知識、用語
・秘書実務、感性
・社会・組織関係
(三者択一式・全30問)
実技試験内容
医療機関における接遇マナーの基本的事項が身についているか否かを審査します。
・接遇の基本事項および基礎知識
・顧客の案内および応対
・電話の応対
(面接形式・1問)

『試験日程』
8月、2月
(年2回)

『試験申込』
受験申込書の受付→試験日の2ヶ月前~2週間前。
受験申込書と受験手数料は日本医療教育財団に持参、もしくは郵送。

『受験料』
4,500円

『試験会場』
各都道府県にある公共施設など

『合格発表』
合否は試験日から約1ヵ月後に郵送により通知。合格者には試験結果通知から約1ヵ月後に医療秘書技能認定証を郵送。

『合格条件』
学科試験および実技試験の各々の正解率が70%以上

『合格率』
およそ95%

『主催団体』
財団法人日本医療教育財団

『問い合わせ先』
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10
TEL:03-3294-6624(代)/FAX:03-3294-1787
HP:http://www.jme.or.jp/index.html

医療秘書技能認定検定は、医療事務技能審査試験の2級に合格し、2級メディカルクラークの称号を得た人に向けた試験です。

大学や短大、専門学校などの教育機関で、一定の医療秘書教育課程を履修した人の、履修の成果を評価する目的で実施されています。

それでは、詳しく見ていきましょう。

この試験は医科のみに対応しており、歯科の2級メディカルクラークの称号を持っていても、受験することはできません。

この試験の受験資格を見る限り、医療事務の資格を取るために教育機関に通っている人は、在学中に2級メディカルクラークは取得することが多いのだと思います。

この認定試験で評価の対象となるのは、「医療事務の基礎中の基礎ができているか」と「医療秘書としての基本的な知識はあるか」なので、医療事務に対する理解を深めておく必要があります。

実技の試験は面接形式ということもあり、接遇マナーがどれぐらい身についているかを面接で披露しなければなりません。面接は緊張するものですが、できるだけリラックスして臨みましょう。

再三繰り返しているように、この医療秘書技能認定試験は、医療事務と医療秘書の基礎をどれぐらい理解しているか、それを審査する試験です。

ですので、新卒の場合であれば、この資格が有利に働くことはあるかと思いますが、転職などをする際には、この資格だけだと心もとないというデメリットもあります。

しかしながら、未経験者OKの求人に応募する場合は、この資格を持っていることにより、医療事務としての基礎は身についているとみなされるため、持っていて損になる資格ではありません。

試験が開催されるのは8月と2月。年2回と、受験チャンスは少ないです。

教育機関で専門のカリキュラムを履修した人に向けて開催される試験であることと、最も基本的な技能を試す試験であることから、合格率は95%程度と非常に高いです。

合格ラインの設定を低くしてあることも、合格率の高さの一因と見られます。

ここまで、この認定試験のメリットを紹介してこなかったので、お読みになった人は「じゃあこの資格は取る必要がないのか」と思う人もいらっしゃるかと思います。

しかし、医療事務の資格に無駄なものは何一つありません。
確かにこの試験は基礎理解力を試す試験ですが、基礎が理解できているということは、現場に入ってからの応用も比較的簡単に受け入れられると思われます。

何事も基礎を理解してからのことですので、この資格にもきちんと意味があるのです。

合格率が高いから、基礎を試す試験だからといって、他の資格試験よりも下に見る必要はありませんし、資格である以上は他の資格試験と同等に扱うべきだと思います。

この試験は医療秘書の技能検定でもあるため、この試験に合格すれば医療秘書として第一歩を踏み出せる、医療秘書としての道も開ける、ということも大きなメリットです。

学生向けの認定試験であるため、一般の方が受ける機会は殆どないと思いますが、もし受験する機会があれば受験しておいてみてもいい試験である、と思います。

“医療秘書技能認定試験” への2件のフィードバック

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